
どんな効果があるか知りたい!
こんな疑問を解消します。
結論、豆乳は美容に効果があるといえます。

豆乳の原料は、「畑の肉」といわれる大豆。
大豆を搾った豆乳も優れた栄養価で、様々な美容の効果が期待できます。
モデルや芸能人などの著名人がテレビやSNS等で、美容に良いから日々の食生活に豆乳を取り入れていると紹介していますよね。
本当に、豆乳に美容効果があるのか?
美肌効果はあるのか?など
疑問に思いますよね。
そこで本記事では、下記を解説します。
- なぜ美容効果があるといわれるのか?
- 豆乳を飲んで得られる美容効果5選
- どのように飲めば効果が高まるのか
- どんな豆乳を選べばいいか
- どれくらい飲んでも大丈夫か
目次
豆乳に美容効果があるといわれる理由とは?

豆乳は、美容効果が抜群です。
その理由としては、
豆乳には、ダイエットや美肌効果・ホルモンバランスの調整など、美容効果に繋がる多くの栄養素が豊富に含まれているからです。
具体的にどのような効果があるかは後述します。
代表的な栄養素は以下のようなものが挙げられます。
栄養素 | 期待されるはたらき |
大豆イソフラボン | ホルモンバランスの調整・更年期症状等の緩和 |
大豆たんぱく質 | 筋肉の成長と修復・血流改善 |
サポニン | 肥満防止(コレステロールを抑える)・ 抗酸化作用(活性酸素による細胞の老化を抑える) |
レシチン | 脂質代謝の促進・コレステロール値の低下 |
ビタミンB群 | 強力な抗酸化作用・血行促進・肌の健康維持 |

美容に効果があると言われるのは、美容に効果的な栄養素が豊富だからです。

栄養が豊富なのはわかったけど、どんな効果があるか詳しく知りたい。
豆乳を飲んで得られる美容効果5選

豆乳は美容に効果的です。
具体的には、以下のような美容効果があります。
- 基礎代謝を上げて、脂肪を溜めない体を作る。
- 内側からも肌を作り、内外ダブルケアで美肌を手に入れる。
- 大豆イソフラボンが、女性ホルモンの働きをサポートし、抜け毛・薄毛を予防。
- PMSや更年期の症状を緩和。
- 女性らしい体を維持し、バストアップをサポート。

嬉しい効果がたくさんだ!
もちろん個人差があり、
適量の摂取と適切な飲み方で、美容効果を最大限に引き出すことができます。

豆乳は、美容に効果的な栄養が豊富!
それでは、どのような効果があるかみていきましょう。
脂肪を溜めない体づくりで美ボディダイエット!
実は、豆乳が超お手軽なダイエット手段になるって、知ってましたか?
もし、毎日の食事に「豆乳1杯」を習慣にするだけで、
引き締まった理想の美ボディになれる…としたら、こんなに簡単で嬉しいことはありませんよね。
世の選ばれし美ボディの持ち主は、毎回の食事のカロリーをバッチリ計算して、
週4でジムに通って運動して…とかやってるとか聞きませんか?

でも、毎日めっちゃ忙しい中、正直そこまでやってられないですよね。
だって正直、めんどくさかったら適当なものも食べちゃうし、運動だってそんな続かないし。
サプリなんか、無駄に高いし、どれもこれも嘘くさいし…。
ですが、毎日の食事に「豆乳1杯」を習慣にするだけで、
・自然と食べる量が減って、好きなものを食べながらでも無理なくスッキリ痩せられる!
・脂肪がつきにくい体になって、リバウンドしにくくずーっとスリム体型をキープ!
なんでこんなすごいことが起こるかというと、実は豆乳の持っている成分には、
以下のような特徴があるからです。
- 低カロリー・高タンパク質
- 脂肪の蓄積を抑える成分のサポニンやレシチンが含まれている
具体的には、以下のような効果が期待できます。
低カロリー・ 高タンパク質 | ・タンパク質は筋肉の材料となり、基礎代謝を上げることで、痩せやすい体を作る。 ・食事に取り入れることで、少ないカロリーで満腹感を得られ、摂取カロリーを抑える。 |
サポニンの効果 | ・体内の余分な脂肪の蓄積を抑える。 ・抗酸化作用により、LDL(悪玉)コレステロールの蓄積を抑える。 |
レシチンの効果 | ・乳化作用によって、血液の流れをよくして脂肪を体の外に排出する。 ・HDL(善玉)コレステロールを増やす効果がある。 |
もちろん、豆乳を飲むだけで、誰でも簡単に痩せられるわけではありません。
しかし、豆乳を取り入れることで、
- 満腹感を得やすく、食欲を抑制する効果があり、
- 間食を減らすことができる
そのため、1日の摂取カロリーを自然と減らすことが可能です。
特に、朝食で豆乳を飲めば、余分なカロリーをカットでき、空腹を感じにくくなるため、余計な間食の誘惑に負けにくくなります。

ついつい間食しちゃうから、減らせるのはうれしい。

このように、豆乳はダイエットをサポートする強力な味方です。
豆乳で内側からも肌を作り、内外ダブルケアで美肌を手に入れる
豆乳で美肌ケアが手軽にできるって、知ってましたか?
毎日の食事に「豆乳1杯」をプラスするだけで、
内側と外側の両方から美肌を手軽に手に入れられる…としたら、嬉しいですよね。
美容に気を使っている人たちの中には、何万円もするスキンケアアイテムを揃えたり、エステに通い続けたりしている方も多いですよね…。

でも、そんな贅沢なケア、現実的に続けられないですよね。
せっかく奮発して買った化粧品も、効果が感じられなかったら、使い続けるの少し不安になるし…。
ですが、そんな心配もなく、毎日の食事に「豆乳1杯」をプラスするだけで…
・内側から肌のハリや潤いをサポートして、スキンケアの効果をさらに引き上げる!
・肌荒れを防ぎ、健康的でツヤのある美肌をキープ!
この驚きの効果は、豆乳に含まれる栄養素が持つ、以下のような特徴があるからです。
- 「若返りのビタミン」とも言われる、ビタミンEが豊富に含まれる。
- 大豆イソフラボンが、ホルモンバランスを整え、美肌の維持。
具体的には、以下のような効果が期待できます。
ビタミンEの効果 | ・強い抗酸化作用で、肌の老化を遅らせる。 ・血行促進し肌のターンオーバーを促し、肌のハリやツヤが向上する。 ・抗炎症作用により、皮膚疾患(シミ、ソバカス)を予防する。 |
大豆イソフラボンの効果 | ・女性ホルモンである「エストロゲン」に似た働きをし、不足している女性ホルモンの働きをサポート。 |
不足している女性ホルモンの働きをサポートすることで… ・肌のコラーゲン量が増える ・細胞の新陳代謝を高まる ・保湿力がアップする ・ヒアルロン酸を留めておく働きも助けられる ・肌のなめらかさ・潤い・ハリ・弾力・美白などを保つことができる |
あなたは、「スキンケアは外からのケアだけで十分」と思っていませんか?
たしかに、外からのスキンケアは大切ですが、それだけでは十分ではありません。
肌の健康は体内の状態とも密接に関係していて、内側からの美肌ケアを行うことで、外からのケアだけでは得られない効果が期待できます。
そのため、毎日のスキンケアに豆乳を加えることで、内側からの美肌ケアと、外側からのスキンケアによる相乗効果により、美肌を維持することができます。

通常のスキンケアはするけど、内側からもケアができるんだ。

内外両方からのダブルのアプローチで、健康で美しい肌を保つことができる。
髪の健康を守る大豆イソフラボンの力で、抜け毛・薄毛の予防
豆乳が髪の健康を守り、抜け毛や薄毛対策になるって、意外と知られていないんですよね。
「え、豆乳で髪が元気に?」と思うかもしれませんが、これが意外と効果的。
もし、忙しい毎日の中で「豆乳1杯」を習慣にするだけで、
健康的な髪を維持し、抜け毛や薄毛の悩みから解放されるとしたら、手軽で嬉しいですよね。
髪にこだわる人たちは、何千円もするシャンプーやトリートメントを使っていたり、ヘアサロンで特別なケアを定期的に受けたり…なんて話、聞いたことありますよね?

でも、そんな贅沢なケアに割く時間や余裕も限られていますよね。
それに、高価なヘアケア製品を使ったからといって、すぐに効果が見えるわけでもないし、
サロンの効果が本当にあるのか、なんとなく疑ってしまったり…。
でも、そんな複雑なケアは必要ありません。
「豆乳1杯」を毎日の習慣にするだけで…、
・内側から髪に必要な栄養を補い、髪のハリとコシをサポート!
・髪が細くなるのを防ぎ、抜け毛や薄毛の悩みを解消し、健やかな髪をキープできるんです。
なぜこんな効果が期待できるのかというと、髪の健康を保つために必要な成分がたくさん含まれていて、以下のような特徴があるからです。
- 大豆イソフラボンが、毛髪の弱体化リスクを緩和し、髪の毛の成長を促進する。
具体的には、以下のような効果が期待できます。
大豆イソフラボンの効果 | ・5αリダクターゼの働きを抑制し、毛髪の弱体化リスクを緩和。 ・IGF-1の分泌を促す働きもあり、髪の毛の成長をサポート。 |
5αリダクターゼは、男女問わず人間の体内に存在する酵素の一種で、テストステロン(男性ホルモン)と結合することにより、ジヒドロテストステロン(DHT)に変化します。
DHTは、髪の毛の成長を短縮し、毛髪の密度や太さを減少させます。
IGF-1(インスリン様成長因子-1)は、髪の毛の成長を促進し、髪の成長期の期間を長くすることで、髪が成長しやすい環境を整え、髪の密度や太さを保ちます。
たしかに、髪の健康には遺伝的要因や生活習慣が大きく影響しますが、
豆乳を飲むことで、抜け毛や薄毛の予防に非常に効果的です。

バランスの取れた生活習慣と併せることで、より効果的な予防ができます。
女性ホルモンをサポートし、PMSや更年期の不調をやさしくサポート
もし、毎日の食事に「豆乳1杯」を習慣にする“だけ”で、女性ホルモンのバランスが整って、PMSや更年期の不調がやわらぐとしたら…嬉しいですよね。
PMSのイライラや体調不良、または更年期に訪れるかもしれない不調に悩んでいる人たちは、サプリや薬を試したり、定期的に婦人科に通ったり…なんて話、よく聞きますよね?

でも、正直、毎月PMSに振り回されたり、ホルモンバランスを整えるために薬に頼るのは不安だし、長く続けるには費用も手間もかかりますよね。
さらに、何が本当に自分に合うのかわからない…そんな不安を感じたことがありませんか?
そこで、試してほしいのが「豆乳1杯」の習慣!
・女性ホルモンのバランスを整える手助けをしてくれるから、毎月のPMSもラクになり、将来の更年期も穏やかに迎える準備ができる。
・PMSの症状や更年期の不調を自然にやわらげ、心身ともにラクに過ごせる。
あなたの体もホルモンバランスも優しくサポートしてくれる、以下のような特徴があるからです。
- 大豆イソフラボンが、女性ホルモンの働きをサポートし、女性特有の不調を軽減する。
具体的には、以下のような効果が期待できます。
大豆イソフラボンの効果 | ・女性ホルモンである「エストロゲン」に似た働きをし、不足している女性ホルモンの働きをサポート。 |
不足している女性ホルモンの働きをサポートすることで… ・生理前に感じる不調 ・気分の不安定さ ・PMSや更年期症状の緩和 ・更年期に伴うホットフラッシュ |

生理前の不調とか、軽減するのは嬉しいな。
たしかに、全ての女性に同じように効果を発揮するわけではなく、個人差があるのも事実です。
また、ホルモンバランスの乱れには、生活習慣やストレスなど、他の要因も大きく影響します。
しかし、毎日の生活に豆乳を取り入れることで、女性ホルモンのバランスを整えることができ、女性特有の不調を軽減することができます。

女性特有の悩みをサポートする飲み物として、豆乳は強い味方です。
女性らしい体を維持し、バストアップをサポートする
毎日の食事に「豆乳1杯」をプラスするだけで、理想的な体型をキープしつつ、バストアップも目指せるとしたら、どう感じますか?
忙しい日々でも、無理なく続けられる方法があったら嬉しいですよね。
テレビや雑誌で、バストアップのために、専用のクリームを使ったり、エクササイズをしたりしているって話題になっていますが、本当に効果があるのか疑問に感じてしまうこと、ありませんか?

正直、忙しい毎日の中で継続するのは正直大変だし、しかも、効果が出るかどうかは未知数ですよね?
特別なケアをするのは面倒だし、続けるのも一苦労。
でも、バストアップケアをあきらめたくない…そんな悩みありますよね。
だからこそ、無理せずに始められるのが「豆乳1杯」の習慣です。
手軽で続けやすいのに、しっかりとサポートしてくれます。
・女性ホルモンのバランスを整え、女性らしい体型を自然ににキープ!
・バストアップにも効果が期待でき、特別なケアをせずに理想のプロポーションを維持できる!
なぜこのような嬉しい効果が期待できるかというと、以下のような特徴があるからです。
- 大豆イソフラボンが、女性ホルモンの働きをサポートし、バストの発達促進する。
具体的には、以下のような効果が期待できます。
大豆イソフラボンの効果 | ・女性ホルモンである「エストロゲン」に似た働きをし、不足している女性ホルモンの働きをサポート。 |
不足している女性ホルモンの働きをサポートすることで… ・女性らしい丸みのある体をつくる ・乳腺の増殖を促す |
豆乳を日々の生活に取り入れることで、エストロゲンの増加を助け、
ホルモンバランスの改善や女性らしい体を維持し、バストアップをサポートする効果に期待できます。
また、バランスの取れた食事や適度な運動と組み合わせることで、よりバストアップ効果を実感しやすくなります。

乳腺がエストロゲンの働きにより刺激され発達し、大きくなった乳腺を守るために体が脂肪をバストに集めるようになります。
豆乳はいつ飲めば効果的?効果別タイミング4選

豆乳が美容や健康をサポートしてくれるのは、わかっていただけましたね。
でも、豆乳をいつ飲むかによって、その効果が変わるって知ってましたか?
「朝に飲むべき?それとも夜?」と悩んだことも多いはず…
そこで、豆乳の効果を最大限に引き出すための、効果別タイミング4選を紹介します!

どのタイミングで飲んだらいいか迷ったら、朝食時に飲むのがおすすめです。
時間帯を分けて効果を詳しく説明していきます。
朝食時
豆乳を飲む最も効果的なタイミングは、朝食時です。
なぜなら、
豆乳の持つ美容効果を最大限に引き出すことができるから。
具体的にいうと、
豆乳には、良質なタンパク質が豊富に含まれているので、
朝食時に飲むことで栄養の吸収効率が高まり、美容効果が持続するためです。
また、朝は体が空腹状態のため、栄養素が効果的に体内に吸収されます。

効果的なのは、朝食時なんだね。

大豆タンパク質は消化吸収に時間がかかるため、
満腹感を長時間持続し、間食や過食のリスクを軽減します。
食後
豆乳を飲むのに、効果的なタイミングその2は、食後も効果的。
なぜなら、
豆乳の持つ腸内環境をきれいにする効果が最大限に得られるからです。
具体的にいうと、
豆乳には、腸内環境を整えるオリゴ糖が含まれているので、
食後に飲むことで腸内の善玉菌を増やし、腸の動きを活発にしてくれるためです。

胃酸の分泌が弱まる食後に豆乳を摂取することで、胃もたれや消化不良といった問題を減少することにも期待できる!
運動後
豆乳を飲むのに、効果的なタイミングその3は、運動後です。
なぜなら、
豆乳の持つ筋肉づくりのサポート効果が最大限に得られるからです。
具体的には、
筋肉をつくるために必要なタンパク質と、筋肉疲労の改善効果のある大豆ペプチドが含まれていて、筋肉の回復と成長を促進するためです。

筋肉中のエネルギー源の回復のピークである運動後45分~1時間以内に補給すると、もっとも効率が良いといわれています。
就寝前
豆乳を飲むのに、効果的なタイミングその4は、就寝前です。
なぜなら、
豆乳のもつ寝つきを良くして、睡眠の質を向上させる効果が最大限に得られるからです。
具体的には、
豆乳にはトリプトファンという成分が含まれているのですが、
これは体内で「幸せホルモン」セロトニンと「睡眠ホルモン」メラトニン、
ふたつのリラックス物質に変わってくれるためです。

セロトニンはリラックス効果、メラトニンは眠気を感じさせる効果となってます。
どんな豆乳を飲めばいい?市販で買えるものでもOK?

豆乳には、「無調整豆乳」「調製豆乳」「豆乳飲料」の3種類ありますが、
もっとも美容に適しているのは、無調整豆乳です。
美容をサポートするための栄養素を豊富に含み、添加物が一切含まれていないためです。
ただし、最高においしいのは、自分で作った豆乳です。
なぜかというと、市販の無調整豆乳が、独特の青臭さやえぐみがあり、まずいからです。
自分で作った豆乳は、
市販品の豆乳には、「無調整豆乳」「調製豆乳」「豆乳飲料」の3種類があります。
特徴 | おすすめな人 | |
無調整豆乳![]() 画像出典:キッコーマン | ・成分も味も無加工 ・美容に最も効果的 ・青臭くてめっちゃまずい | ・まずいものでも美容にいいなら徹底して飲み続けるられる |
調製豆乳![]() 画像出典:キッコーマン | ・青臭さが少ない ・ほのかな甘味があり飲みやすい ・特定の栄養価が強化または制限してある | ・多少のまずさなら我慢して飲み続けられる ・牛乳の代替品を探している |
豆乳飲料![]() 画像出典:キッコーマン | ・種類が豊富 ・味つきで飲みやすい ・特定の栄養価が強化または制限してある | ・美味しさは妥協したくない ・おやつやデザート感覚で楽しみたい |
自分で作る豆乳 (意外と1番おすすめ!) ![]() | ・無調製豆乳同様、栄養価たっぷりで美容に最高 ・作りたてなので市販品と違ってめっちゃ美味しい ・作るのに少し時間がかかる(豆乳メーカーを買えば解決) ・豆乳メーカー代を含めても市販品より安い ・おからも食べれる | ・どうせ飲むなら美味しいものを飲み続けたい ・一番コスパよく美容効果が欲しい ・市販品の豆乳に飽きてきた ・毎日出来たての豆乳を飲みたい ・原材料にこだわりたい ・おいしい豆乳を飲みたい ・毎日買いに行くのめんどくさい |
それぞれの違いについて、説明していきます。
無調整豆乳
まずは、無調製豆乳。
有名なのはこれですね。
画像出典:キッコーマン
無調製豆乳には、下記の特徴があります。
メリット | デメリット |
・もっとも美容に効果的 ・添加物が含まれていない | ・まずい ・青臭い ・えぐみがある ・苦い ・おからが取り除かれている |
無調製豆乳は、その名の通り大豆と水だけで作っていて、
味の調整や添加物が一切含まれていないものです。
大豆と水のみで加工し、おからを取り除いたもので、添加物が一切含まれていないもの。
日本農林規格(JAS)の無調整豆乳の定義は、
- 大豆から熱水等によりタンパク質その他成分を溶出させ、繊維質を除去して得られた乳状の飲料(大豆豆乳液)
- 大豆以外の原材料を使用していないこと
- 大豆固形分が8%以上(大豆たんぱく質換算3.8%以上)
となっています。
そのため、美容に欠かせない栄養素が、丸ごと含まれるのです。
ただその反面、大豆特有の青臭さや苦味もそのまま残るので、ハッキリいってまずいです。
正直、「美容のため」と割り切っても、これを継続して飲むのはかなりキツい…

無調製豆乳がオススメなのは、「美容のためならまずいものでも徹底して飲み続ける!」という超絶に強い意志の持ち主!
調製豆乳
2つ目は、調製豆乳。
有名なのはこれですね。
画像出典:キッコーマン
無調製豆乳には、下記の特徴があります。
メリット | デメリット | |
調製豆乳 | ・青臭さが少ない ・ほのかな甘味があり飲みやすい ・特定の栄養価が強化または制限してある | ・添加物が加えてある ・カロリーと糖質が少し高め ・飲みやすくなってるが、それでもまずい |
調製豆乳は、無調整豆乳に、砂糖や塩などの調味料が加えられたもの
無調整豆乳に砂糖や塩などの調味料が加えられたものです。
日本農林規格(JAS)の調整豆乳の定義は、
- 大豆豆乳液に大豆油その他の食用植物油脂及び砂糖類、食塩等の調味料を加えた乳状の飲料(調製豆乳液)
- 脱脂加工大豆から熱水等によりたん白質その他の成分を溶出させ、繊維質を除去して得られたものに大豆油その他の食用植物油脂及び砂糖類、食塩等の調味料を加えた乳状の飲料(調製脱脂大豆豆乳液)
- 大豆固形分6%以上(大豆たんぱく質換算3.0%以上)
脱脂加工大豆とは
(大豆から油分を抜いたもの)
となっています。
そのため、大豆特有の青臭さや苦味が軽減され、飲みやすくなっていて、
特定の栄養素が強化または制限してあります。
ただその反面、大豆本来の栄養をすべて摂取できるわけではなく、糖分や塩、添加物も加えられているので、カロリーがやや高め。
無調整豆乳より飲みやすくなってますが、それでもまずいです。
「美容やダイエットのため」と割り切って、我慢して継続できるレベル…

調製豆乳がオススメなのは、「多少のまずさなら我慢して飲み続けられる!」という強い忍耐力の持ち主!
豆乳飲料
3つ目は、豆乳飲料。
有名なのはこれですね。
画像出典:キッコーマン
豆乳飲料には、下記の特徴があります。
メリット | デメリット | |
豆乳飲料 | ・種類が豊富 ・味つきで飲みやすい ・特定の栄養価が強化または制限してある | ・添加物が多く加えられている ・カロリー・糖質は高い ・砂糖や添加物が多く含まれている ・大豆本来の風味がほとんど感じられない ・甘みがあるため、好みに合わない場合がある ・無調整豆乳や調整豆乳に比べて栄養価が劣る |
豆乳飲料は、調製豆乳に甘味料やフルーツ・コーヒーなどのフレーバーが加えられたものです。
調製豆乳に甘味料やフルーツ・コーヒーなどのフレーバーが加えられたものです。
日本農林規格(JAS)の豆乳飲料の定義は、
- 調製豆乳液又は調製脱脂大豆豆乳液に粉末大豆たん白を加えた乳状の飲料(調製粉末大豆豆乳液)
- 調製豆乳液、調製脱脂大豆豆乳液又は調製粉末大豆豆乳液に果実の搾汁、野菜の搾汁、乳又は乳製品、穀類粉末等の風味原料を加えた乳状の飲料
- ①果汁系:大豆固形分2%以上(大豆たんぱく質換算0.9%以上)
②その他:大豆固形分4%以上(大豆たんぱく質換算1.8%以上)
粉末大豆たん白とは
(大豆豆乳液、調製豆乳液若しくは調製脱脂大豆豆乳液を乾燥して粉末状にしたもの又は大豆を原料とした粉末状植物性たん白のうち繊維質を除去して得られたもの)
果実の搾汁とは
(果実ピユーレー及び果実の搾汁と果実ピユーレーとを混合したもの)
となっています。
そのため、種類が豊富で甘みやコクがあり、スイーツ感覚で取り入れることができます。
ただその反面、栄養面では無調整豆乳や調整豆乳に劣る部分もあり、
甘味料や香料など添加物が多く含まれているため、カロリーや糖質は高いです。
そのため、「美容のために豆乳を飲む」と考えると、期待外れになることも…

豆乳飲料がオススメなのは、「美容も大事だけど、とにかく美味しくて飲みやすいものがいい!」という味覚重視の持ち主!
このように、豆乳は「無調整豆乳」「調製豆乳」「豆乳飲料」の3種類に分けられています。
もっとも美容に効果的なのは無調整豆乳で、添加物が一切含まれないため、栄養を最大限に摂取できるためでしたね。
自分で作る豆乳

先に書きましたが、最高の豆乳は自分で作ること。
市販の豆乳が苦手でも飲める!
自分で作る豆乳には、下記の特徴があります。
メリット | デメリット |
・美容に最高 ・栄養価が高い ・甘みがありおいしい ・市販品より安い ・大豆のふやかしが不要 ・おからも食べれる | ・できるまでちょっと時間がかかる |
なぜなら、
自分で作る豆乳が一番濃厚でおいしいからです。
作りたての豆乳は、とてもおいしくて飲みやすいです。
- 独特な匂いもなく、大豆本来の甘みがある
- 市販の豆乳より栄養価が高い
- 出かける準備はしている間に、簡単においしい豆乳ができる
- 1杯約41円と市販品よりも圧倒的に安い
自分で美味しい豆乳を作る方法は、
こちらの記事で詳しく解説しています。
豆乳はどれくらい飲んでもいいの?毎日飲んでも大丈夫?

豆乳は、コップ1杯程度(200ml)であれば、毎日飲んで大丈夫です。

どうしてコップ1杯程度なの?もっと飲んでも大丈夫なんじゃないの?

食品安全委員会で、大豆イソフラボンの一日摂取目安量の上限値70〜75mg/日と定められているからです。
豆乳200mlには、約48mgの大豆イソフラボンが含まれているため、コップ1杯程度が目安量となります。
たとえば、
無調整豆乳をコップ2杯(400ml)飲むと、
大豆イソフラボンの摂取量は約96mgとなり、摂取目安量をオーバー
してしまいます。
とはいえ、摂取目安量をオーバーしたからといって、すぐに健康被害が出るわけではないので、安心してください。

コップ1杯飲むだけで美容に必要な摂取目安量の、半分以上を摂取できてしまいます。
豆乳の飲み過ぎにおけるリスクとは
前述のように、大豆イソフラボンの摂取目安量をオーバーしても、
すぐに健康被害が出るわけではないですが、
豆乳の飲み過ぎによるリスクは、以下のとおりです。
- ホルモンバランスが崩れる可能性がある
- カロリーオーバーにより太ってしまう可能性がある
ホルモンバランスが崩れる可能性がある
豆乳は、毎日コップ1杯を飲むことで、ホルモンバランスが整い、美肌の維持に効果がありますが、
飲み過ぎると、ホルモンバランスを崩してしまう可能性があります。
大豆イソフラボンが女性ホルモンの働きをサポートするため、飲み過ぎると体内のホルモンバランスが乱れてしまい、PMSや生理痛がひどくなったりすることもあります。

女性ホルモンのバランスが崩れることにより、もっとも影響を受けやすいのが月経周期です。
カロリーオーバーにより太ってしまう可能性がある
豆乳は、低カロリー・高タンパク質のため、ダイエットに効果的で、飲みすぎなければ、美ボディーを手に入れることが可能ですが、
効果を高めようと豆乳を飲みすぎてしまうと、カロリーオーバーにより太る原因になってしまう可能性があります。
コップ1杯(200ml) | カロリー |
無調整豆乳 | 86kcal |
調製豆乳 | 122kcal |
豆乳飲料 | 114kcal |
たとえば、
無調整豆乳は200mlあたりのカロリーは約86kcalです。
これを1日に400ml摂取すると、約172kcalとなります。
それほど高くないように感じるかもしれませんが、
他の食事等からのカロリーを考慮すると、
1日のカロリー摂取基準を超えてしまう可能性があります。
無調整豆乳は低カロリーですが、効果を高めようと飲みすぎてしまうと、
カロリーオーバーしてしまい、体脂肪が増え、太る原因になってしまいます。

とはいえ、ガブ飲みしないで毎日コップ1杯飲めば何の問題もなく美容効果を得ることができる
厚生労働省6.1.4.1 大豆イソフラボンの一日摂取目安量の上限値
6.1.1 の食経験に基づく現時点におけるヒトの安全な大豆イソフラボンの一日上限摂取目安量 64~76 ㎎/日と、6.1.2 のヒト臨床研究に基づく現時点における安全な上限摂取目安量としての大豆イソフラボンの一日摂取目安量 75 ㎎/日から考察して、今回の健康影響評価においては、大豆イソフラボンの安全な一日摂取目安量の上限値を70~75 ㎎/日とする。
なお、この上限値については、データ不足により胎児、乳幼児、小児と妊婦(妊娠
の可能性のある方を含む)等は検討に含まれていない。乳幼児では、恒常性維持機構が未発達であることから、外来性のエストロゲンに対する感受性が、閉経前女性より
も高い可能性が考えられる。この事は、動物実験において示唆されている。
大豆イソフラボンの摂取が 70~75 ㎎/日を少々超えることで、直ちに懸念すべき健康影響が引き起こされることはないと考えられるが、この物質のホルモン作用は哺乳動物に共通性の高い生命機構(エストロゲンホルモン系)により発揮されることか、実験動物において観察されている生体影響(有害性影響を含む)や医学的知識を背景とした生物学的蓋然性を考慮しつつ、現時点におけるヒトに関する知見に基づき安全と思われる一日摂取目安量の上限値(閉経前女性、閉経後女性及び男性)を設定した。
大豆イソフラボンに関する今後の研究の進展により、科学的な知見に基づく、より
適切な上限値が将来、設定されることを期待する。厚生労働省:大豆及び大豆イソフラボンに関するQ&A
食品安全委員会 新開発食品専門調査会:
大豆イソフラボンの安全な摂取目安量の設定の検証農林水産省問14:大豆イソフラボンの安全な一日摂取目安量の上限値は、どのくらいの大豆食品に相当しますか?
(1)大豆食品中の大豆イソフラボン含有量は問6にあるとおりばらつきがあるうえ、さまざまな大豆を活用した食品を日常的な食生活において摂取しています。このため、大豆イソフラボンの総摂取量の上限値の目安がどのくらいの大豆食品の摂取量に相当するのかを単純に計算することはできません。
(2)なお、食品安全委員会は、「大豆イソフラボンを含む特定保健用食品の安全性評価の基本的な考え方」の中で、この上限値について、「なお、大豆イソフラボンアグリコンの一日摂取目安量の上限値、70~75 mg/日は、この量を毎日欠かさず長期間摂取する場合の平均値としての上限値であること、また、大豆食品からの摂取量がこの上限値を超えることにより、直ちに、健康被害に結びつくというものではないことを強調しておく。」という考え方を示しております。農林水産省:大豆及び大豆イソフラボンに関するQ&A
食品安全委員会問19:大豆イソフラボンの安全な一日摂取目安量の上限値70〜75mg/日(大豆イソフラボンアグリコン換算値)は、どのようにして設定されているのですか。
以下の2つの観点から設定しております。
[1] 食経験に基づく設定
日本人が長年にわたり摂取している大豆食品からの大豆イソフラボンの摂取量により、明らかな健康被害は報告されていないことから、その量は概ね安全であると考えました。そこで、平成14年国民栄養調査から試算した、大豆食品からの大豆イソフラボン摂取量の95パーセンタイル値70mg/日(64〜76mg/日:大豆イソフラボンアグリコン換算値)を食経験に基づく、現時点におけるヒトの安全な摂取目安量の上限値としました。
[2] ヒト臨床研究に基づく設定
海外(イタリア)において、閉経後女性を対象に大豆イソフラボン錠剤を150mg/日、5年間、摂取し続けた試験において、子宮内膜増殖症の発症が摂取群で有意に高かったことから、大豆イソフラボン150mg/日はヒトにおける健康被害の発現が懸念される「影響量」と考えました。摂取対象者が閉経後女性のみであることや個人差等を考慮し、150mg/日の2分の1、75mg/日(大豆イソフラボンアグリコン換算値)をヒト臨床試験に基づく、現時点におけるヒトの安全な摂取目安量の上限値としました。上記[1]及び[2]から、現時点における大豆イソフラボンの安全な一日摂取目安量の上限値は、大豆イソフラボンアグリコンとして70〜75mg/日と設定しました。
参考 食品安全委員会:大豆及び大豆イソフラボンに関するQ&A
まとめ:豆乳は美容に効果がある!
本記事では、
豆乳の美容効果について詳しく解説してきました。
まとめると、
- 「豆乳は栄養素が豊富に含まれているので、美容に効果がある」
- 「もっとも効果的なのは、無調整豆乳を朝食時に飲むこと」
となります。

最後に豆乳の美容効果について、もう一度おさらいしましょう。
- 基礎代謝を上げて、脂肪を溜めない体を作る。
- 内側からも肌を作り、内外ダブルケアで美肌を手に入れる。
- 大豆イソフラボンが、女性ホルモンの働きをサポートし、抜け毛・薄毛を予防。
- PMSや更年期の症状を緩和。
- 女性らしい体を維持し、バストアップをサポート。
特徴 | おすすめな人 | |
無調整豆乳![]() 画像出典:キッコーマン | ・成分も味も無加工 ・美容に最も効果的 ・青臭くてめっちゃまずい | ・まずいものでも美容にいいなら徹底して飲み続けるられる |
調製豆乳![]() 画像出典:キッコーマン | ・青臭さが少ない ・ほのかな甘味があり飲みやすい ・特定の栄養価が強化または制限してある ・無調整豆乳に比べてカロリー・糖質が少し高め ・飲みやすくなってるが、それでもまずい | ・多少のまずさなら我慢して飲み続けられる ・牛乳の代替品を探している |
豆乳飲料![]() 画像出典:キッコーマン | ・種類が豊富 ・味つきで飲みやすい ・特定の栄養価が強化または制限してある ・砂糖や添加物が多く含まれている ・カロリー・糖質が高い | ・美味しさは妥協したくない ・おやつやデザート感覚で楽しみたい |
自分で作る豆乳 (意外と1番おすすめ!) ![]() | ・無調製豆乳同様、栄養価たっぷりで美容に最高 ・作りたてなので市販品と違ってめっちゃ美味しい ・作るのに少し時間がかかる(豆乳メーカーを買えば解決) ・豆乳メーカー代を含めても市販品より安い ・おからも食べれる | ・どうせ飲むなら美味しいものを飲み続けたい ・一番コスパよく美容効果が欲しい ・市販品の豆乳に飽きてきた ・毎日出来たての豆乳を飲みたい ・原材料にこだわりたい ・おいしい豆乳を飲みたい ・毎日買いに行くのめんどくさい |

本記事を参考にして、
あなたの美容のために、豆乳をバランスのよく取り入れてみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
豆乳が美容に効果あるって言われてるけど、ホントかな?